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鋼構造物の特定JVに参加資格 雲海橋耐震補強工事

 宮崎県は5月26日、条件付一般競争入札で行う「国道218号雲海橋耐震補強工事」を公告した。国道218号に架設されている雲海橋(橋長199m、全幅8m)の耐震補強工事として、当板補強工(46.2㌧)を施工する。工事場所は高千穂町三田井で、工期は300日間を予定する。

 入札に参加できるのは、宮崎県の入札参加資格で鋼構造物工事の認定を受けている2者または3者で構成する特定建設工事共同企業体。代表構成員に関しては、九州内に建設業法第3条第1項に規定する営業所を有し、国内に鋼橋上部工の製作工場を自社で有していることなどを求める。

 また、05年度以降に完成した国・都道府県発注の工事で、道路橋に於ける▽鋼橋上部本体の取替工事▽鋼橋上部本体の補修工事▽鋼橋上部本体の補強(耐震補強を含む)工事▽鋼橋の支承の取替工事▽鋼橋上部の新設工事―のいずれかを含む工事を元請けとして施工した実績を求める。

 その他の構成員は、宮崎県内に本店を有し、国・都道府県発注の土木一式工事で、道路橋に於ける▽PC橋上部工の新設工事▽コンクリート橋上部のPCケーブル等による補強工事▽コンクリート橋上部のPCグラウト注入工事―のいずれかを含む工事を元請けとして施工した実績を求める。

 入札に際しては最低制限価格制度を適用し、工事写真及び工事完成図の電子納品、週休2日工事、情報共有システム活用の試行対象工事とする。設計図書は宮崎県公共事業情報サービスで閲覧・ダウンロードできるほか、西臼杵支庁で閲覧・貸出を行う。

 共同企業体認定申請書は、6月10日までに西臼杵支庁へ持参または郵送で提出する。認定申請に関する質問は6月5日まで、それ以外の質問は6月23日まで電子メールで受け付け、回答を公共事業情報サービスに掲示する。6月25日から26日にかけて入札書を受け付け、6月26日に開札する。