公募型プロポーザル方式で「県有スポーツ施設建設に係るコンストラクション・マネジメント業務」の事業者選定手続きを進めている宮崎県は、最優秀者に株式会社プラスＰＭ(大阪市北区)を選定した。国民スポーツ大会等の開催に向けて整備する陸上競技場や体育館のコンストラクション・マネジメント業務を委託する。
全国的な建設費の高騰が続く中、施設整備に係る設計事業者とは異なる視点からコスト抑制策の立案、発注者へのアドバイスをはじめとした工程・品質・コスト管理等のマネジメントを行うことにより、円滑な事業の推進を図る。履行期間は２１年３月３１日まで。業務委託料の上限は４３８１万円(税込)とする。
県は今年４月、入札参加資格で都市計画及び地方計画や建築設計の認定を受けている事業者を対象に、当該業務を告示。参加申込があった２者を技術提案書の提出要請先として選定した。５月２５日にウェブ会議形式で技術提案書のプレゼンテーション及びヒアリングを行い、評価点が高かったプラスＰＭを最優秀者に選定した。