宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会は、「第14回うるおいのある川づくりコンペ」の応募申し込みを6月17日まで受け付ける。施工事例から得た多自然川づくりの課題や地域連携・協働による多自然川づくりの実践、計画・設計・施工段階での配慮や工夫により効果的な川づくりとなった事例などを求める。
理想とする川や水辺づくりを話し合い、「うるおいのある川づくりとは何か」を自由かつ柔軟に探り、知恵や情報を共有して、宮崎のうるおいのある川や水辺の具体的なイメージを共有することがコンペの目的。県内で活動する住民や団体、企業、行政に呼び掛け、昨年は14団体からコンペの応募があった。
発表内容は、▽施工事例から得た多自然川づくりの課題▽地域連携・協働による多自然川づくりの実践▽計画・設計段階での配慮で効果的な川づくりとなった事例▽施工段階での配慮・工夫で効果的な川づくりとなった事例▽効果的な川づくりのために計画・設計段階で配慮した事例▽フォローアップによる順応的管理の事例―など。
実際の川づくりの実践を伴わない事例も対象とするが、製品や工法等の単なる宣伝は対象外とする。出場者は、8月3日に宮崎県自治会館で開催するコンペの会場で、自由な表現方法で発表・アピールする。持ち時間は10分。学識者や行政関係者で構成する審査員が様々な視点から評価を行い、入賞者を決定する。
希望者は、大淀川流域ネットワークのホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、6月17日までに事務局へ提出する。書類審査等を経て、応募者の中からコンペ本大会の出場者15者程度を選出。本大会での出場権を得た団体等は、7月15日までに大会時に配布する発表資料を提出する。
問い合わせ先は、宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会事務局(NPO法人大淀川流域ネットワーク内、電話0985-78-2655、FAX0985-48-8233、メールmizube@oyodo-river.org)、または宮崎県県土整備部河川課河川担当(電話0985-26-7185、FAX0985-26-7317)。
《募集案内》