一般社団法人宮崎県ビルメンテナンス協会(野津手靖丈会長)は5月20日、宮崎市内で2020年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、総会は理事を中心とした少人数で開催。19年度事業経過及び収支決算、20年度事業計画案及び収支予算案を承認した。
20年度の事業計画では、建築物環境衛生に係る知識や技術の普及啓発のため、ビルクリーニング技能士受験準備講習会や清掃作業従事者に関連する講習会、防除作業従事者講習会、貯水槽清掃作業従事者講習会の開催に取り組むとともに、アビリンピック大会やシルバー清掃講習会に協力する。
また、労働保険の収支率・収納率の改善を図りつつ、安全衛生大会や安全パトロールの実施を通じて、会員の安全に対する意識の向上を図る。このほか、公正・適正な入札制度の構築に向けて、入札制度に関する勉強会の開催や関係機関との勉強会への参加、関係機関に対する要望の検討会を開催する。
同日には、宮崎県ビルメンテナンス事業協同組合の通常総会も開催し、19年度事業経過及び収支決算、20年度事業計画案及び収支予算案を決定した。ビルメンテナンス業に携わる者として、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、公衆衛生の確保や美観の保持を徹底していくことを確認した。