国土交通省は、下水道事業における新技術の活用、長寿命化対策、防災・減災対策を表彰する「循環のみち下水道賞」の公募を開始した。６月２６日まで、地方自治体、民間事業者、教育機関などからの応募を受け付ける。９月１０日に表彰式を開く。
同賞は、国土交通大臣賞として２００８年度に創設したもので、２０年度は▽イノベーション部門（現場の創意工夫、新技術の活用など）▽防災・減災部門（災害対策におけるソフト・ハード対策）▽アセットマネジメント部門（施設の長寿命化や計画的な維持修繕）▽広報・教育部門―の４部門で募集する。
例年、９月１０日の下水道の日に合わせて表彰式を開くが、今回は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、中止・延期・規模縮小の可能性があるとしている。