宮崎県は「農業土木工事の技術基準」を4月1日付で一部改定した。2020年4月1日以降に予算執行伺いの決裁を受ける工事から適用する。ただし、それ以前であっても、対応可能な工事については、受発注者間で協議を行い、新たな基準を適用する。
改定では、農業土木工事共通仕様書や農業土木工事施工管理の統一事項の誤字を修正。農業土木工事出来形管理基準及び規格値(ため池編)で、堤体工の測定項目「堤幅」を修正したほか、農業土木工事品質管理基準で項目の追加及び項目番号の修正を行った。
また、農業土木工事品質管理基準の水路工(管水路)/⑤アスファルト舗装/現場密度の測定で、農政水産部独自の取り扱いとして、仮舗装復旧については、現場密度の測定に加えて温度測定、外観検査を省略する旨の記載を追加した。
改定内容の詳細や農業土木工事の技術基準一部改定差し替え版は、宮崎県のホームページで確認できる。