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会長に坂下輝男氏を選出 宮崎地区建築業協会

 一般社団法人宮崎地区建築業協会(松下進一会長)は5月1日、宮崎市内で2020年度「第44回通常総会」を開催した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、総会は会員から委任を受けた理事ら少人数で開催。19年度の事業経過及び決算報告、20年度事業計画案及び予算案、任期満了に伴う役員改選案を原案どおり承認した。

 挨拶で松下会長は、前年度の事業に対する会員及び関係者の協力に感謝の意を示すとともに、相次ぐ自然災害への対応として、被災者向けの応急木造仮設住宅建設に係る講習会を開催したことを報告。人材不足や職人不足が課題となる中、自然災害に備えた体制の構築に万全を期す考えを示し、これに向けた支援と協力を呼び掛けた。

 一般社団法人宮崎県建築業協会の西田増美会長が挨拶したのち、川上学氏を議長に選出して行われた議案審議では、19年度事業経過及び決算、20年度事業計画案及び予算案、任期満了に伴う役員改選案について審議を行い、いずれも承認した。

 役員改選では、会長に坂下輝男氏(北工務店)、副会長に▽柚木﨑悟氏(左都建設)▽鶴本英三氏(鶴本建設)▽川上学氏(川上建築)▽岡留正明氏(岡留工務店)―を選出した。監事は金丸厚氏(厚工務店)と太田哲雄氏(太田總合建設)。前会長の松下氏は相談役に就く。

 20年度の事業計画では、長期優良住宅やゼロエネルギー住宅の建築促進、多様化する住宅ニーズに対応するための講習等の開催、大規模災害時における仮設住宅の確保に係る取り組み、大工技能者の技術・技能の向上、健康保険組合の運営、週休二日制の導入など魅力ある職場づくりの推進、木工教室の開催などに取り組むことを確認した。

 一方、20年度の表彰は、功労表彰を▽鶴本勝昭氏(鶴本建設)▽押領司繁氏(押領司建設)▽森宜教(森建築)▽杉田重達氏(杉工務店)―の4人、勤続功労表彰を▽日髙秀一氏(西田工務店)▽澁谷淳一氏(左都建設)―の2人が受賞した。