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仁科俊一郞氏、西友三郎氏ら受章 春の褒章・叙勲

 永年にわたる社会奉仕従事者や業務精励者、各界の功労者等の功績を称える令和2年春の褒章と叙勲が4月29日に発令された。県内在住者では、西都商工会議所の会頭を務めた仁科俊一郞氏や西左官工業代表の西友三郎氏のほか、宮城県沖で転覆・漂流していた漁船乗組員の救助にあたった五五良福丸(日南市南郷町)の乗組員らが受章した。

 県内居住の叙勲受章者は、旭日章14人と瑞宝章23人の合計37人。元西都商工会議所会頭の仁科俊一郞氏に旭日小綬章(産業振興功労)、元綾町長の前田穣氏に旭日小綬章(地方自治功労)、元宮崎県商工会連合会副会長の佐土原正博氏に旭日双光章(中小企業振興功労)、元川南町商工会会長の濱本義則氏に旭日単光章(中小企業振興功労)を贈った。

 また、元独立行政法人航空大学校教頭の池田一志氏と同じく元帯広分校首席教官の石田健司氏に瑞宝小綬章(国土交通行政事務功労)、元農林水産研究所長の清水寛道氏に瑞宝小綬章(農林水産行政事務功労)、元宮崎県商工労働部長の中野廣明氏に瑞宝小綬章(地方自治功労)、西左官工業代表の西友三郎氏に瑞宝単光章(職業訓練功労)を贈った。

 一方、県内在住の褒章受章者は10人と1団体。えびの市消防団副団長の川野俊二氏や日南市消防団団長の黒木新一氏、西都市消防団団長の藤原幸一氏、西都市消防団副団長の清健次氏、木城町消防団団長の矢野哲也氏らが藍綬褒章(消防功績)を受章したほか、自己の危険を顧みず人命救助に尽力した五五良福丸乗組員が紅綬褒章を受章した。