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総会開催を延期、3役は書面決議 宮崎県鉄筋業組合

 宮崎県鉄筋業組合(山路修理事長)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、例年4月に開催している通常総会を無期限で延期することを決めた。任期満了に伴う役員改選に関しては、理事長及び副理事長が留任することを会員が書面で了承した。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けた緊急事態宣言が7都府県で発令され、他者との接触を減らすことを目指し、国は不要不急の外出や集会・イベントの自粛などを求めている。4月7日現在、宮崎県内では12人の感染患者が確認されている。

 県内各地で鉄筋工事業を営む会員企業で構成する宮崎県鉄筋業組合は、仮に通常総会を例年通りに開催し、会員企業の中から感染患者が確認された場合、県内の建設現場に与える影響が計り知れないことから、総会の開催を無期限で延期することを決定した。

 ただし、任期満了を迎える役員改選に関しては、新年度の事業執行体制を整えるため、理事長に山路修氏(山路鉄筋工業)、副理事長に請関忠一氏(請関鐵筋工業)、豊重安孝氏(豊重鉄筋)、山口敬一郎氏(山口鉄筋)が留任することを会員一同が書面で了承した。