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革新的技術の公募、24日まで受付延長 国交省

 国土交通省は、公共工事の現場で新技術を試行する「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」について、2019年度の追加公募の締め切りを4月24日まで延長した。試行事業の決定は6月中旬を予定している。

 直轄工事や地方自治体発注工事の受注者がIoTやAIの関連企業とコンソーシアムをつくり、革新的技術を現場で試行する。対象技術は「第5世代移動通信システム等を活用して土木または建築工事における施工の労働生産性の向上を図る技術」と「データを活用して土木工事における品質管理の高度化等を図る技術」。

 当初は3月3日~4月10日の期間で提案を受け付ける予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、受付期間を4月24日まで延長する。同プロジェクトに採択されると、5G通信を活用した建設機械の遠隔操縦などで上限6500万円、映像データなどを生かした品質管理の高度化で上限3000万円の支援を受けられる。