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県内本店、土木特級に資格 古城二号橋下部工3件

 宮崎県は4月24日、県道宮崎西環状線古城工区に整備する(仮称)古城二号橋の下部工3件を公告した。宮崎西環状線に整備する古城川二号橋(本線)に於いて、上り線及び下り線のP5・P6・P7橋脚工事をそれぞれ施工する。場所は宮崎市古城町。工期は、P5工事が294日間、P6工事が296日間、P7工事が273日間。

 古城二号橋の橋長は、上り線が279m、下り線が289m。上部工は鋼2径間連続非合成鈑桁橋+鋼3径間連続非合成鈑桁橋×2橋。下部工は逆T式橋台、鋼製ラーメン橋脚、張出し式橋脚。基礎構造は直接基礎(場所打杭φ1200)。架設工法はベント併用クローラクレーン工法、基礎杭は全周回転式オールケーシング工法とする。

 P5工事の概要は、上り線P5橋脚(H=11.5m)と場所打杭基礎(φ1200)L=22.0m×9本、下り線P5橋脚(H=11.0m)と場所打杭基礎(φ1200)L=22.0m×9本。

 P6工事の概要は、上り線P6橋脚(H=11.0m)と場所打杭基礎(φ1200)L=20.0m×9本、下り線P6橋脚(H=10.5m)と場所打杭基礎(φ1200)L=20.0m×9本。

 P7工事の概要は、上り線P7橋脚(H=10.0m)と場所打杭基礎(φ1200)L=14.5m×9本、下り線P7橋脚(H=9.5m)と場所打杭基礎(φ1200)L=14.5m×9本。

 参加要件は、宮崎県の入札参加資格で土木一式工事の特A級に格付され、県内に本店を有していること。また、2005年度以降に完成した国・都道府県・市町村発注の土木一式工事で、▽既製杭工事▽場所打杭工事▽深礎杭工事▽オープンケーソン工事▽ニューマチックケーソン工事―のいずれかを含む工事を元請として施工した実績を求める。

 当該工事では入札参加資格の制限を行う。落札決定順位が上位の工事の落札者となった者は、落札者となった時点で下位の工事に係る入札参加資格がないものとし、下位の工事の落札者となることはできない(落札決定順位はP5→P6→P7)。

 入札は施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)で行い、低入札価格調査制度を採用する。技術申請書は4月24日~5月13日に宮崎土木事務所へ持参または郵送する。質問は電子メールで受け付け、公共事業情報サービスに回答を掲示する。5月21日~22日に入札書を受け付け、5月22日に開札する。