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都城市に布マスク3千枚を寄贈 都城北諸地区清掃公社

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▲写真は贈呈式の模様(同社提供)

 廃棄物の収集運搬や浄化槽清掃等を手掛ける都城北諸地区清掃公社(島田誠代表取締役、本社=都城市)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に役立ててもらおうと、都城市に抗菌布マスク3000枚を寄贈した。4月20日に同社の島田社長らが都城市役所を訪ね、池田宜永市長に目録を手渡した。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、様々な分野でマスクや消毒剤の不足が深刻な状況にあることから、地域の役に立てることがないかと社内で検討し、都城市内の繊維会社に布マスクの製造を依頼し、これを寄贈することを決めた。布マスクには防菌・防臭加工が施され、洗って繰り返し使用できる。

 4月22日には、三股町と高原町にも合わせて3000枚の布マスクを寄贈した。新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、同社は寄贈した布マスクを市民や町民の感染予防に役立ててもらうだけでなく、地元企業からこれを調達することで、地域経済への還元も同時に行うことができると考えている。