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道路舗装長の寿命化、個別施設計画を改訂 西都市

 西都市は、2017年5月に策定した「舗装の個別施設計画」と「舗装補修計画」を改訂した。計画期間は5年間。20年度は原無田線や三納線、公園通線で舗装補修を継続するほか、下妻上町線や上町1号線など6路線で新たに舗装補修を実施する。

 経年劣化が進む市道の舗装に関して、事後的な対応から計画的な修繕に対応を転換し、舗装の長寿命化や維持修繕費の縮減を図るため、市は17年度に舗装の個別施設計画を策定。これまでの対策状況や点検結果を踏まえ、20年4月に計画を改訂した。

 市が管理する道路は、1級・2級・その他の市道を含めて約681㎞。20年3月末現在の舗装率は92.8%となっている。計画では、ひびわれ率を舗装補修対象の基準とし、舗装損傷状況や路線の重要性、交通量等を考慮して補修の優先順位を決定する。

 舗装補修計画によると、20年度は原無田線や三納線、公園通線の舗装補修(切削オーバーレイ)を継続するとともに、新たに▽下妻上町線▽下妻妻町線▽上町1号線▽学校通線▽矢生町清水線▽榎木瀬上中川原線―で舗装補修(前同)を行う予定でいる。

 また、21年度以降は瀬口鳥子線や吉田長谷線、中央線、加勢中神宮線、神社前通線など13路線の舗装補修を行う。同時に、定期的な巡視や5年に1度の頻度で行う目視点検やを通じて路面状況を把握し、計画的な道路舗装の長寿命化に努める。

舗装の個別施設計画