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次期最終処分場の協議・検討など 日向東臼杵広域連合

 日向市と門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の1市2町2村で構成する日向東臼杵広域連合は、2020年度予算を公表した。20年度の予算額は6億0900万円で、前年度比500万円(0.7%)の増額となった。

 20年度当初予算の歳出内訳は、▽議会費=110万円▽総務費=3607万円▽斎場施設費=1億1496万円▽最終処分場費=1089万円▽ごみ処理施設費=3億6188万円▽公債費=8308万円▽予備費=100万円。

 ごみ処理施設費では、経年劣化に伴い損傷している清掃センターの設備機器類について、長寿命化計画書に基づき計画的に整備し、施設の更なる延命化や公衆衛生の確保等を図る。具体的には、1号炉ガス冷却室ケーシング更新工事などを実施する。

 斎場施設費では、東郷霊苑に於いて経年劣化や火葬炉設備等の損傷が発生しているため、火葬制御盤の更新工事などを行う。また、20~21年度に計画する基幹整備工事及び火葬炉改修工事等に対応するため、積立金額を増額する。

 最終処分場費では、次期最終処分場の建設に向けて、構成市町村の担当課長らで組織する広域最終処分場建設推進協議会に於いて、今後の事業推進手順等に関する協議・検討を行う。

 一般管理事務では、正副連合長会議や事務事業関係課長会、地元説明会の開催等を通じて関係機関との連携を図るとともに、広報紙「広域連合だより」の発行やホームページを適切に運用し、積極的な情報発信に努める。