公益社団法人日本建築家協会九州支部宮崎地域会(越山明典会長)は４月１０日、宮崎市内で２０２０年度の通常総会を開催した。議案審議では、１９年度の事業報告及び決算報告、役員改選案、２０年度事業計画案及び予算案について意見を交わし、いずれの議案も原案どおり了承した。
２０年度の事業計画では、▽建築家の職能理念に基づいた基準を遵守することにより公益を保護する▽建築家の資質の向上及びその業務の進歩改善を図る▽建築・地域・環境の保全と創造及び建築文化の発展に貢献する―ことを基本方針に掲げ、これに基づく事業を展開する。
具体的には、ＪＩＡの表彰受賞者を講師に招く建築セミナーを設計関連団体と共同開催し、会員の資質の向上及び後継者の育成を図り、他団体との交流を深める。また、会員及び協力会員の増強や九州建築塾及び全国大会への参加支援等に取り組む予定でいる。
一方、任期満了に伴う役員改選では、会長に越山明典氏、副会長に久寿米木和夫氏、幹事・会計に遠藤啓美氏、監査に作田耕一朗氏と戸田善康氏を選出した。任期は２０・２１年度の２年間。