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国道219号広瀬バイパスが3月21日に開通 宮崎県

 宮崎県が整備を進めていた国道219号広瀬バイパス(宮崎市佐土原町下那珂~同東上那珂)の工事が完了し、3月21日の13時に開通する。同日に開催を予定していた開通式典は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から中止する。

 広瀬バイパスは、宮崎ICから西都ICに至る宮崎東環状道路の一部を形成するもの。延長は3.2㎞(全幅8.5m)。国道219号の渋滞の緩和や交通の分散化のほか、西都ICと宮崎港、宮崎空港を結び、円滑な物流ネットワークの構築を図る。

 区間内の主要構造物は、橋梁4橋とボックスカルバート24基。2003年度に事業化した。総事業費は約80億円。西都ICから広瀬バイパスを活用して宮崎港に向かう場合、国道219号及10号を経由した場合よりも移動時間が約15分短縮される。