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優先交渉権者に三菱グループ エコクリーンプラザ運転管理

 公募型プロポーザル方式で廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」(宮崎市大瀬町)の運転管理等業務を告示していた宮崎市は、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社九州支店を代表とするグループを優先交渉権者に特定したと発表した。事業期間は2021年4月1日から36年3月31日までの15年間を予定する。

 公益財団法人宮崎県環境整備公社が運営するエコクリーンプラザみやざきは、県央10市町村の一般廃棄物や一部の産業廃棄物の中間処理及び最終処分を行っているが、2021年から宮崎市が施設を運営するにあたり、計量棟や焼却施設、リサイクル施設、最終処分場、水処理施設、関連施設等に係る運転管理等業務を委託する。

 専門的な知識や経験を有する事業者からの提案を求めるため、市は昨年11月、一定の要件を満たす事業者を対象に当該業務を告示。業務の特性を踏まえ、提示価格のほかに施設の性能・機能・技術等の提案、環境・安全・循環型社会への配慮等に関する提案について、識者らで組織する選定委員会が総合的に評価を行った。

 優先交渉権者は、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社九州支店を代表とするグループで、構成企業は▽川崎重工業株式会社九州支社▽クボタ環境サービス株式会社九州支店▽西日本JKO株式会社▽川重環境エンジニアリング株式会社―の4社。