▲写真は挨拶する木田理事長、贈呈式の模様
西臼杵地区の小学校に通う子ども達の安全・安心な日常生活をサポートしようと、宮崎県生コンクリート工業組合に所属する西臼杵生コン事業協同組合(木田正美理事長)は3月16日、高千穂町・五ヶ瀬町・日之影町の3町に防犯ブザー130個を寄贈した。
宮崎県生コンクリート工業組合は、2011年8月に宮崎県警察本部と「犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結。当該協定の趣旨を踏まえ、西臼杵生コン事業協同組合に於いても毎年、小学校の新入生に防犯ブザーを贈っている。
寄贈した防犯ブザーは、アラームボタンを押すかアラームピンを引くと警報音が鳴り響き、周囲に自らの居場所や危険な状態にあることを広く知らせることができる。キーホルダータイプで、ランドセル等に簡単に取り付けられる。
高千穂町役場で行われた贈呈式では、木田理事長が甲斐宗之町長に目録を贈呈し、濵田琢一教育長に防犯ブザーを手渡した。
甲斐町長は、「防犯ブザーを持つことと合わせて、子ども達に声かけ事案などに関する教育もしていきたい。保護者の方々の安心にも繋がる。有効活用させていただきたい」と感謝の意を示した。防犯ブザーは学校の入学式等で子ども達に手渡す予定でいる。
木田理事長は、組合のスローガンである『コンクリートは人を守る』というテーマを踏まえ、地域の子ども達を大切にするために今後も事業を継続していく考えを示すとともに、これをきっかけとして「人を守るということや、命の大切さを子ども達に学んでもらえれば」と期待を込めた。