日向市は３月１７日、条件付一般競争入札で行う「総合体育館整備ＰＦＩ等導入可能性調査業務委託」を公告した。体育館の機能や運営等に関して、より効率的かつ効果的に質の高い公共サービスの提供を図ることを目指し、ＰＰＰ／ＰＦＩ等の民間活力の導入による整備等の可能性を検証するとともに、適切な事業手法を見出す。
昨年１１月に策定した総合体育館整備基本構想では、競技機能や観覧機能、管理・サービス機能、健康増進・交流機能、防災機能を有する総合体育館を、大王谷運動公園内に整備することなどを盛り込んだ。新施設の規模は５０００～７０００m2程度を想定。２０年度の基本計画策定時にＰＦＩ導入可能性調査を行い、２０年度に各種調査、２１～２２年度に設計等、２３～２４年度に工事を行う予定でいる。
基本構想の内容を踏まえ、当該業務では前提条件の整理や施設配置の検討、運営計画の検討、事業スキームの検討、民間事業者の参入可能性調査、ＶＦＭの算定を行い、２０年５月末を目途に中間報告書を提出。中間報告の結果を踏まえた総合評価と課題の整理を行い、報告書を作成する。委託期間は２０２０年１０月３０日まで。
入札の主な参加要件は、日向市の建設業者等有資格業者名簿(業務委託)に登載され、１５年度以降に地方公共団体、またはこれに準ずる公益法人等との間で体育館やスポーツ施設整備に関するＰＦＩ等導入可能性調査業務、ＰＦＩ等事業者選定等支援業務(アドバイザリー業務)を元請として締結・完了した実績を有することなど。
入札参加届出書等は、３月１７日から３月３１日まで総務部総務課で受け付ける。仕様書等に関する質問は、総務部資産経営課で電子メールで受け付ける。提出書類は、①条件付一般競争入札参加届出書②同種業務の実績調書③予定技術者調書④業務実施体制。入札は、４月９日１０時に日向市役所入札室で行う(持参に限る)。
入札に際しては最低制限価格を設定する。入札公告や仕様書、設計書、総合体育館整備基本構想、提出書類の様式はホームページから入手できる。契約事務の担当部局は、総務部総務課契約監理係(〒８８３－８５５５日向市本町１０番５号、電話０９８２－５４－５７６１、ＦＡＸ０９８２－５４－８７４７)。