建設ネット企画画像 四角 四角

防災行政無線デジタル化など 日之影町の20年度当初予算案

 日之影町は、一般会計予算額を65億1400万円とする2020年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比で8億7700万円(15.6%)の増額となる。一般会計のうち公共事業費等を含む投資的経費は27億7245万円。新庁舎建設事業や防災行政情報システム整備事業を盛り込み、同8億1596万円(41.7%)の大幅額となった。

 20年度当初予算案における一般会計予算額は65億1400万円で、前年度比8億7700万円(15.6%)の増額となった。このほか、簡易水道や農業集落排水、国民健康保険、介護保険等の特別会計に総額15億3813万円、病院事業会計に6億8765万円を計上し、予算全体の規模は87億3979万円(同11.0%増)となる。

 一般会計を性質別に見ると、普通建設事業費と災害復旧事業費で構成する投資的経費は27億7245万円で、同8億1596万円(41.7%)の増額となった。内訳は、普通建設事業費が27億3507万円(補助3億4134万円、単独23億9373万円)で同42.4%増、災害復旧事業費が3737万円で同3.0%増。

 主な建設関連事業では、前年度から継続する新庁舎建設事業に14億8599万円、防災行政無線デジタル化事業に4億0691万円、地方創生道整備交付金事業(林道)に7300万円、地方創生道整備交付金事業(町道)に5800万円、社会資本整備総合交付金事業に1億4700万円、道路新設改良事業に1億3375万円を計上した。

■主要事業概要

 日之影町の20年度当初予算案における主な普通建設事業は次のとおり(数字は事業費、単位=千円)。
▽地方創生道整備交付金事業(林道)
     73,000
 林道山の頭線開設(L=80m、W=4m)、林道戸川線開設(L=540m、W=3m)
▽地方創生道整備交付金事業(町道)
     58,000
 町道宮水戸川線改良(L=120m、W=4m)、町道鹿川簗崎線改良(L=260m、W=4m)
▽社会資本整備総合交付金事業
    147,000
 町道平底山浦線橋梁新設(L=80m、W=4m)、町道吾味二又線改良(L=90m、W=4m)、町道神影下小原線改良(L=50m、W=4m)、町道池の元伊友線橋梁補修(橋長L=17.4m、W=4.2m)
▽森林資源循環利用林道整備事業
     20,000
 林道後梅・二ツ橋線(L=200m、W=3.5m)
▽農業水路等長寿命化・防災減災促進事業
     28,000
 用水路整備(新畑地区L=1600m、日之影4期地区L=200m、小崎地区L=170m)
▽土砂崩壊防止事業
     10,000
 用排水路整備(新畑地区用水路L=148m)
▽県単林道網総合整備事業
      9,030
 飯干線舗装(L=100m)、十二町線舗装(L=100m)、黒原煤市線安全施設(L=130m)
▽森林路網ストック活用緊急整備事業
      8,020
 作業道機能強化(黒仁田線L=100m、煤市線L=180m)
▽新庁舎建設事業
  1,485,999
 新庁舎及び文化ホールの複合施設建設工事等
▽防災行政無線デジタル化事業
    406,912
 防災行政無線デジタル化工事、工事監理委託
▽道路新設改良事業
    122,100
 町道改良及び舗装等に係る測量設計委託料、工事費、用地費、補償費等

 =おわり=