▲電気と圧送の能力評価基準
国土交通省は2月4日、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録情報を活用した「建設技能者の能力評価制度」で、電気工事とコンクリート圧送の能力評価基準の申請を受け付けた。きょう5日に認定する。今回の認定により、基準の認定を受けた職種は13職種に増えた。
能力評価基準の策定主体は、電気工事が日本電設工業協会(電設協、後藤清会長)、コンクリート圧送が全国コンクリート圧送事業団体連合会(全圧連、長谷川員典会長)。電設協と全圧連は能力評価実施団体として、この能力評価基準に沿って就業履歴と保有資格でレベル1~4の4段階での技能者の技能レベルを判定する。
国交省は、登録基幹技能者講習を実施している35職種について、19年度末までに基準の認定を受けるよう各職種の専門工事業団体に求めている。