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自動運転の実証実験を開始 FCホールディングス

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▲実験で使用するパーソナルモビリティ

 FCホールディングス(福岡市、福島宏治代表取締役)の主要子会社である福山コンサルタントは、埼玉県川口市などと共同で自動運転バスの実証実験を2月25日から開始した。さらに、日本工業大学とも連携し、呼び出しに応じて自動走行する個人向けの交通手段(パーソナルモビリティ)の実証実験も予定。バスとパーソナルモビリティを組み合わせ、移動が円滑なまちづくりの実現を目指す。

 川口市は2018年、内閣府の「近未来技術等社会実装事業」に、公共交通が不便な地域の解消をテーマとして選定されている。この取り組みの一環として、埼玉高速鉄道鳩ケ谷駅と、県が整備した施設「SKIPシティ」の間を結ぶ自動運転バスの実用化を目指している。

 パーソナルモビリティは、バス停から最終目的地までをつなぐ新たな交通手段として活用を想定している。実験期間は2月28日まで。