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他団体との相違性創出へ活動推進 宮崎県板金工業組合

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▲写真は挨拶する野口理事長、総会の模様

 宮崎県板金工業組合(野口英幸理事長)は2月20日、宮崎市内で2019年度「第55回通常総会」を開催した。総会には多数の組合員が出席し、令和元年度の事業経過や収支決算について執行部から報告を受けたほか、20年度事業計画案及び収支予算案などの議案を満場一致で承認した。

 総会の冒頭、挨拶に立った野口理事長は「新素材であるガルバリウム鋼板が脚光を浴びることで、我々もそれに付随する形で多忙になることが予想される。他団体との相違性を生み出すためにも、そういった新しい知識の共有や組合員同士の技術交流、勉強会等を行って欲しい」と呼び掛けた。

 議案審議では、19年度事業経過及び収支決算書、20年度事業計画案及び収支予算案、賦課金の額並びに徴収方法承認の件、一時借入金の最高限度額承認の件などの各議案について慎重に審議を行い、いずれの議案も原案どおり承認された。

 20年度の事業計画では、保証書の発行や団体保険の加入推進、組織の拡大、後継者の育成指導等の方針に基づき、関係行政の施策及び業界の動向に係る情報収集と提供、責任施工保証制度の推進、講習会等を通じた技能の向上と後継者の育成、労働時間短縮の推進及び労働災害防止対策の徹底等に取り組むことを確認した。

 議事終了後には組合功労者表彰が行われ、組合事業に多大な貢献があった今川博之氏(今川板金工作所)と永野一夫氏(永野板金)に表彰状が贈られた。