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JICAのビジネス支援事業に採択 アース建設コンサルタント

 国際協力機構(JICA)が展開する2019年度第2回中小企業・SDGsビジネス支援事業の基礎調査部門において、建設コンサル業を中心にベトナムで人材育成事業を展開するアース建設コンサルタント株式会社(濵村浩司社長・宮崎市)が企画した「ホーチミン市下水道計画基礎調査」が採択された。
 
 今回のJICA支援事業は、開発途上国の開発ニーズと日本民間企業の優れた製品・技術のマッチングによる開発途上国が抱える課題の解決、ODAを通じた二国間関係の強化や経済関係の一層の推進を目的に実施されているもの。

 同社の採択された調査では、ホーチミン市から下水道・地下埋設物調査依頼のあったものをどう事業化していくかが最大のポイント。今後、支援コンサル会社より適切なアドバイスを受けながら、既に設置している現地法人や大学との提携を活用しながら本格的な事業化につなげていくとしている。

 今回の採択に際して、濵村社長は「皆様からの多大な支援により採択されたことに大変感謝している。国内の中小企業が海外で業務を行う事は珍しく、海外進出企業に対し勇気を与える事が出来る。また、周辺国への技術移転など大きな展開を図る契機として大変意義深い」と話す。
 
 問合せは、アース建設コンサルタント株式会社(宮崎市出来島町29-7)・電話0985-27-2721(担当:長友)。