建設ネット企画画像 四角 四角

ジャイロプレスが関越自動車道工事で採用 技研

B00058848_1

 技研製作所(高知市)と日本製鉄が共同開発した「ジャイロプレス工法」が、東日本高速道路会社発注の「関越自動車道東松山工事」(施工者は戸田建設)で採用された=写真。越辺川橋の上下線拡幅のため、井筒基礎を施工している。

 同工法は、先端ビット付き鋼管杭を回転切削圧入することで、硬質地盤や地中障害物を切削貫通する。工事は、高坂SA付近の渋滞緩和のために付加車線を設置する。地盤は硬質な砂れき層で、橋桁から鋼管天端まで最も低い場所で約4mという厳しい条件下において、つり込み装置付き低空頭タイプのジャイロパイラーで施工している。

 技研製作所の担当者は「圧入工事のスペシャリストとして高い提案力、技術力、管理力を持つGTOSSメンバーシップ認証企業と協働して普及拡大を図りたい」と語った。