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最終処分場建設で候補地を公募 日向東臼杵広域連合

 新たな一般廃棄物最終処分場の建設を計画する日向東臼杵広域連合は、処分場の建設候補地を公募する。新たな処分場の埋立容量は約6万m3で、管理事務所や浸出水処理施設、防災調整池等を整備する。用地面積は約3.6㌶を想定。広域連合清掃センター(ごみ焼却場)を中心に、概ね片道50㎞の範囲内であることなどを要件とする。

 日向市と門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村で構成する日向東臼杵広域連合は、圏域から排出される可燃ごみの焼却灰や埋立て処分する不燃物について、現在、日向市一般廃棄物最終処分場で埋立て処理を行っている。現在の処分場の埋立て終了時期が迫っていることから、新たな一般廃棄物最終処分場を建設する土地を公募する。

 募集範囲は、円滑な運搬・処理業務を行うため、広域連合清掃センターを中心に概ね片道50㎞の範囲内であること。構成市町村において、次期広域最終処分場は日向市域外に建設することが意思決定されており、日向市内の土地は対象から除外する。具体的には、門川町の全域、美郷町及び諸塚村の一部区域内の土地が対象となる。

 応募者は、地元区長・自治会長等や個人・法人を含む土地所有者。応募条件として、▽概ね3~4㌶の用地面積を確保できる▽地元区の同意が得られている、及び土地所有者全員の同意が得られている、またはその見込みがある▽応募地が複数の区にまたがる又は隣接する場合は、関係する区の同意が得られている―を挙げる。

 募集期間は12月21日から2021年3月26日まで。土地所有者または応募地の地元区長が代表となり、必要書類を持参または郵送で提出する。今後設置する(仮称)用地選定検討委員会で、条件等の適合を審査し、段階的に候補地を絞り込む予定。施設の建設を受け入れた地域では、地域振興事業(まちづくり事業)を実施する。

 募集要項や募集区域、応募申請書、公募に関するQ&Aは、日向東臼杵広域連合や各市町村のホームページ等で確認できる。申請の提出先及び問い合わせ先は、日向東臼杵広域連合事務局業務第1係、門川町役場環境水道課処分場受付担当、美郷町役場町民生活課処分場受付担当、諸塚村役場住民福祉課処分場受付担当。