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1月23日に都城市で第4回講習会 ひむかヘリテージ機構

 一般社団法人宮崎県建築士会とひむかヘリテージ機構は、2020年度の第4回講習会を21年1月23日に都城市で開催する。「歴史的建造物を守る―地域に家守を育てる」をテーマに、国の登録有形文化財である都城島津邸の本宅を見学するほか、文化財の専門家等を講師に招き、早鈴公民館で講習会を行う。

 18年6月に設立されたひむかヘリテージ機構は、古民家の保存や活用、登録有形文化財、地域防災、世界遺産など幅広いテーマの講演会を開催。歴史的建造物活用の相談に応じるなど、地域のヘリテージマネージャーや県市町村の文化財関係者、まちづくりに携わる者と連携し、誇りの持てる地域づくりに貢献する。

 第4回講習会の講師は、元京都府教育庁文化財保護課専門官で、鹿児島・鶴丸城御桜門復元プロジェクトの顧問を務める菅澤茂氏、京都府大山崎町文化財担当者で大山崎文化財NPO代表の寺嶋ちはる氏、造形作家の寺島とーじ氏。当日は、13時~14時に都城島津邸を見学し、14時~16時50分に講習会を行う。

 興味があれば誰でも参加できる。参加費は無料(見学費110円は自己負担)。定員は先着順で40人。受講希望者は、ひむかヘリテージ機構へ電話やメールで申し込む。新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用や手指の消毒、検温等の協力を求める。感染状況によっては、講習会を中止する場合がある。

 詳細は宮崎県建築士会のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、ひむかヘリテージ機構(メールinfo.hho.2018@gmail.com、電話0985-27-3425)。

講習会の開催案内