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来年2月に宮崎市で特化則改正説明会を開催 中災防

 中央労働災害防止協会の九州安全衛生センターは、2021年2月9日の午前と午後の2回、宮崎労働基準協会講習会場(宮崎市祇園3丁目1番地矢野産業祇園ビル)で「特定化学物質障害予防規則(特化則)改正説明会」を開催する。参加は無料。時間は午前の部が10~12時、午後の部が14時~16時。定員は各60人。

 厚生労働省は、金属アーク溶接等で発生する粒子「溶接ヒューム」を、新たに特化則の規制対象に位置付け、関連する施行令や規則等を改正。特定化学物質等作業主任者の選任や特殊健康診断、有効な呼吸保護具を選定するための濃度測定が義務付けられる。改正政省令や告示は21年4月(一部は22年4月)から施行する。

 説明会では、▽個人ばく露測定結果による呼吸用保護具の選定▽呼吸用保護具の適切な装着▽特定化学物質作業主任者の選任▽特殊健康診断の実施―といった特化則の改正のポイントなどを解説する。対象事業者は、労災保険に加入している製造業、鉱業、第三次産業等の事業場で、労働者数が概ね100人未満 事業場。

 受講希望者は、所定の申込書に必要事項を記入し、九州安全衛生サービスセンターへFAXで申し込む。問い合わせ及び申込先は、九州安全衛生サービスセンター(〒812-0008福岡市博多区東光2丁目16-14、電話092-437-1664、FAX092-437-1669、メールkyushu@jisha.or.jp)。

説明会の開催案内