一般社団法人宮崎県建築士会と公益社団法人日本建築士会連合会、一般社団法人中大規模木造プレカット技術協会は、2021年2月19日に宮崎市のニューウェルシティ宮崎で「中大規模木造建築設計セミナー(実現のための手法編)」を開催する。定員は30人。2月12日まで先着順で受講申し込みを受け付ける。
文科省の木造校舎の構造設計標準をベースに流通木材や住宅用の一般的プレカットを活用することで鉄骨と価格的に競合でき、意匠設計者であっても比較的容易に中大規模の木造建築物の設計を行うことができる指針を解説する。指針では、校舎はもとより、福祉施設や倉庫、事務所などの一般用途の施設も対象としている。
セミナーはDVD講習方式で実施。講義内容は、▽流通材と住宅用プレカット加工で経済的な木造建築を実現▽トラス屋根、高倍率耐力壁、高倍率水平構面等による大空間▽接合部詳細など標準図による設計手間の大幅削減▽標準的な軸組工法を活用して様々な中大規模木造建築が可能▽S造・RC造と木造のコスト比較―など。
講師は、東京大学大学院農学生命科学研究科教授の稲山正弘氏、中大規模木造プレカット技術協会の功刀友輔氏ら。開催時間は13時30分から16時50分まで。消費税及びテキスト代込の受講料は2000円。CPD認定(3単位)の対象とする。受講希望者は、所定の申込書に必要事項を記入し、期間内にFAXで送付する。
セミナーに関する問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県建築士会事務局(宮崎市別府町2-12宮崎建友会館3階、電話0985-27-3425、FAX0985-27-3698、メールアドレスinfo@miyazaki-aba.or.jp)。
《セミナーの開催案内》