建設ネット企画画像 四角 四角

優先交渉権者に乃村工藝社 小村記念館等リニューアル

 公募型プロポーザル方式で「飫肥城歴史資料館及び国際交流センター小村記念館展示リニューアル業務」の事業者選定を進めていた日南市は、業務契約の優先交渉権者に乃村工藝社を特定した。両施設の展示内容を全面的に見直し、より多くの観光客の幅広いニーズに対応することで、持続的な集客に繋げる。

 当該業務では、飫肥城歴史資料館及び国際交流センター小村記念館の展示リニューアルに係る①基本設計②実施設計③展示物制作設置―を行う。履行期間は2022年3月31日まで。契約は各施設ごとに行い、税込の提案上限額を、飫肥城歴史資料館が8650万円、小村記念館が9350万円としている。

 市は10月29日、建築士事務所の登録を受け、一級建築士及び学芸員の有資格者を配置できることなどを要件に事業者の応募を開始。一次審査(書類審査)を通過した2者を対象として、12月16日に小村記念館で公開プレゼンテーション(二次審査)を開催し、乃村工藝社(東京都港区)を優先交渉権者に選定した。