宮崎県は１２月１４日、県庁本館講堂で「宮崎県健康長寿推進企業等知事表彰式」と「宮崎県健康長寿社会づくり推進会議」を開催した。最優秀健康長寿推進賞を受賞した吉原建設株式会社(都城市)をはじめ、優秀健康長寿推進賞や奨励賞の受賞者に対して永山寛理副知事が表彰状を贈り、健康経営に向けた各社の優れた取り組みを称えた。
健康長寿推進企業等知事表彰は、従業員やその家族の健康づくりに対して、模範的な取り組みを継続して行っている、いわゆる「健康経営」に積極的な企業や事業所を表彰するもの。健(検)診受診率向上のための取り組みや食生活・運動習慣の改善のための取り組み、ワーク・ライフ・バランスに配慮した取り組みを表彰基準としている。
今年度の知事表彰では、最優秀健康長寿推進賞を吉原建設、優秀健康長寿推進賞を株式会社永和産業(宮崎市)やみやざきバイオマスリサイクル株式会社(川南町)ら３社、奨励賞を有限会社生目緑地建設(宮崎市)や株式会社ティーディエス(西都市)ら４社が受賞。表彰後には受賞企業による事例発表も行われた。
一方、医療・福祉関係の事業者等３０団体で組織する健康長寿社会づくり推進会議では、健康長寿社会づくりプロジェクトの推進や構成団体の取り組みについて意見を交わした。