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橋梁・トンネル、点検支援技術を公募 国交省

 国土交通省は12月15日、道路橋・トンネルの定期点検に活用できる点検支援技術の公募を開始した。2021年1月29日まで、橋梁・トンネルの定期点検を支援する「画像計測技術」「非破壊検査技術」「計測・モニタリング技術」を募り、技術検証を実施する。性能を確認できた技術は「点検支援技術性能カタログ」に掲載する。

 橋梁・トンネルの定期点検は、人による近接目視で行うことが原則だが、19年2月に定期点検要領が改定され、近接目視と同等の水準を確保できれば、非破壊検査などの点検支援技術を活用できるようになった。

 国交省では、受発注者が点検業務に新技術を採用しやすいよう、点検支援技術の性能を比較できるカタログも策定。このカタログに掲載する技術を拡充するため、橋梁・トンネルの部位ごとに要求性能をまとめ、要求を満たす新技術を公募する。

 技術公募や技術検証の手続きは、橋梁調査会が窓口になる。