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クボタ環境サービスJVが落札 志和池処分場水処理施設

 都城市は、10月9日に条件付一般競争(総合評価)で開札等を行った「一般廃棄物最終処分場(第3期)浸出水処理施設建設工事」の審査結果を公表した。落札者は、クボタ環境サービス株式会社九州支店を代表企業、はやま建設株式会社を構成員とする応募者名「アサガオ」のグループ。税抜の落札価格は9億8600万円。

 既存の第2期処分場の一般廃棄物埋立が2023年度に完了する見込みであることから、次期処分場としての埋立地を確保するため、第2期処分場北側に第3期処分場(上水流町)として、埋立地や浸出水処理施設を整備する。第3期処分場の埋立面積は2万1700m2、埋立容量は16万3000m3。総事業費は約41億円を見込む。

 当該工事では、第3期処分場の浸出水処理施設(処理能力200m3/日)の整備に関して、▽機械設備工N=1式▽電気計装設備工N=1式▽土木・建築設備工N=1式▽付帯工N=1式―に係る設計及び施工を行う。税抜の予定価格は16億4575万9000円、同じく低入札価格調査基準価格は12億3431万9250円だった。

 市は、浸出水処理施設の設計及びプラント設備の施工を行う事業者と、建築一式工事を行う事業者で構成する特定建設工事共同企業体(分担施工)を募集。2者が参加申請を行い、設計や施工計画、運営・維持管理計画、同種工事の実績等の非価格要素と価格審査の結果を踏まえ、落札者を決定した。工期は23年3月17日まで。