▲写真は作業の模様
11月18日の「土木の日」に合わせて、宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)は11月25日、宮崎市立生目台西小学校で土木の日にちなんだ奉仕活動を行った。作業には、会員企業から約100人が参加し、グラウンドや体育館周辺の側溝浚渫に汗を流した。
協会では毎年、宮崎県宮崎土木事務所や県央地区の自治体及び関係団体による土木の日のイベントに参加する一方で、協会独自のイベントも開催。土木に関する出前講座やふれあい体験、構内の環境整備を通じて、土木の魅力や楽しさを子ども達に伝えている。
開会式で本部会長は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、例年開催している土木とのふれあいイベントを中止したことを説明。一方で、コロナ禍の中でも、「地域に根ざす建設業として、私達に出来ることに取り組んでいこう」と呼び掛けた。
作業内容の説明後、参加者は各自の持ち場に移動。グラウンドでは、周囲の側溝を覆い尽くしていた土砂や落ち葉を重機と人力で撤去したほか、グラウンドの一部と体育館の周辺で、側溝内部に堆積していた多量の土砂を掻き出し、トラックに積み込んだ。
生目台西小学校の高田靖史校長は、「当校のために作業をしていただき、とてもありがたい」と感謝の意を示すとともに、「子ども達にも作業していただいた内容やその効果をしっかりと伝え、建設業が魅力ある仕事であることを知ってもらいたい」と話した。