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12月18日に宮崎市で開催 高齢者安衛管理セミナー

 厚生労働省は、今年度に作成した「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)」の周知を図るため、各地で「働く高齢者のための安全衛生管理セミナー」を開催する。宮崎会場は12月18日に宮崎県トラック協会総合研修会館で開催。同省から委託を受けた株式会社労働調査会が主催する。

 全国的な少子高齢化の進展に伴い、労働者の高齢化が一層進むと予測される中、労働災害の60歳以上が占める割合は増加傾向にあり、一般健康診断の有所見率も50%を超えている。セミナーでは、高年齢者の身体機能の低下に応じた、安全・安心な職場環境への改善の取り組みについて、専門講師が分かりやすく解説する。

 セミナーのカリキュラムは、▽労働災害防止対策の必要性=労働災害発生状況と対策、企業経営における高年齢労働者の労働災害防止対策の必要性▽安全で安心な職場を作るための知識=高年齢労働者の労働災害防止のためのガイドラインにおける取組事項等の解説、今日から取り組む具体的な対策▽先進的な取組み事例―など。

 受講対象者は、高年齢労働者を雇用、または雇用を予定している事業場の経営トップや安全衛生担当者等。受講は無料。時間は13時から16時まで。定員は50人。受講希望者は、所定の申込書に必要事項を記入し、FAX(03-3915-7033)で申し込むか、WEBサイトの専用フォームから申し込む。

 セミナーの詳細はWEBサイト(https://age-friendly.chosakai.ne.jp/)で確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、労働調査会働く高齢者セミナー事業部(電話03-3915-7221、メールkounenre2@chosakai.co.jp)。

セミナーの開催案内