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土木A級の3者JVに資格 都城市処分場浸出水調整池

 都城市は11月20日、条件付一般競争入札で行う「都城市一般廃棄物最終処分場(第3期)浸出水調整池建設工事」を公告した。浸出水調整池に関して、▽本体建設工▽雨水集排水工▽モニタリング設備工▽撤去工▽仮設工▽付帯工事―を施工する。工期は2023年3月17日まで。税抜の予定価格は7億8089万8000円。

 23年度に第2期処分場の一般廃棄物埋立が完了する見込みであることから、次期処分場としての埋立地を確保するため、第2期処分場の北側に第3期処分場を整備する。埋立面積は2万1700m2、埋立容量は16万3000m3。総事業費は約41億円。

 入札の主な参加要件は、都城市の有資格者名簿で土木一式工事のA級に格付けされた3者で構成する特定建設工事共同企業体。いずれの構成員も、都城市内に本店または市が主たる営業所と認める営業所を有し、建設業法第27条の23第1項に規定する経営事項審査で土木一式に係る直近の総合評定値が950点以上であること。

 また、10年度以降に国・都道府県・市町村が発注した土木一式工事を元請けとして施工した実績を有することを求める。都城市が発注した土木一式工事を履行中でも参加でき、当該工事を落札した場合も今後の同種工事の入札に参加できるが、今年度発注の「最終処分場(第3期)処分場建設工事」の落札者は、当該工事の入札に参加できない。

 入札参加申請書及び入札参加資格審査申請書は、12月14日までに電子入札システム等で提出する。入札参加資格確認結果は12月17日に通知する。質疑は12月25日まで電子メールで受け付け、回答を宮崎県入札情報サービスに掲示する。21年1月14日から15日にかけて入札書を受け付け、1月15日に開札する。