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エコアクション21取得 12月に産廃業者向け入門セミナー

 一般社団法人宮崎県産業資源循環協会(田村努会長)は、産業廃棄物処理業者向けの「エコアクション21」入門セミナーを、12月11日に宮崎市のニューウェルシティ宮崎で開催する。時間は13時30分から16時まで。参加は無料。定員は25人程度。12月4日まで、先着順でセミナーの参加申し込みを受け付ける。

 エコアクション21は、環境省のガイドラインに基づき、環境保全の取り組みを行っている事業者を認定・登録するもの。産業廃棄物処理業の実施に関して、優れた能力や実績を有する者の基準(優良基準)に適合する事業者を都道府県知事や政令市長が認定する「優良産廃処理業者認定制度」の認定要件の一つに挙げられている。

 エコアクション21に取り組むことで、経費節減や生産性向上などの経営面での効果、社会的信頼性の獲得・向上、企業間の取引条件(環境要請等)への対応といったメリットがある。同じく認定要件であるISOシリーズと比べて、運用面や経営面の負担が少なく、建設工事等に於ける入札参加資格の評価数値の加点対象でもある。

 宮崎県産業資源循環協会では、優良認定制度を活用して産業廃棄物処理業界の質の向上を図るため、宮崎県の補助事業として「エコアクション21」の認証取得支援を目的とした入門セミナーを開催する。

 セミナーでは、エコアクション21審査員の川畑新二氏を講師に招き、入門編として▽エコアクション21とは▽取り組むメリット▽優良産廃処理業者認定制度▽産廃事業者向けガイドライン―について説明を行う。また、エコアクション21の認証登録手続きや、認証取得に向けた取り組みのポイントなども解説する。

 セミナーは会員外の受講も可能。参加希望者は、所定の申込書に必要事項を記入し、12月4日までにFAXで送付する。問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県産業資源循環協会(宮崎市別府町3番1号宮崎日赤会館2階、電話0985-26-6881、FAX0985-31-1703、メールsato@miyazaki-sanpai.com)。