▲写真は作業の参加者、作業の模様
日南地区建設業協会女性部(押岡仁美部長=株式会社熊田原工務店)は11月10日、年間活動の一環として行っているボランティア活動を実施した。今年は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、飫肥城及び関連施設で屋外の清掃作業に汗を流した。
作業当日の午前9時、女性部員42人が飫肥小学校に集合。作業に先立ち、飫肥城下町保存会の郡司均事務局長がボランティア活動に対する感謝の言葉を述べた。続けて、押岡部長が作業に際しての注意点や人員の割り振りを説明し、作業を開始した。
参加者は、2つのグループに分かれ、各自で用意した竹箒や雑巾等の清掃器具を手に作業場所へ移動。松尾の丸や旧山本猪平家の庭園の清掃や落葉の片付け、草木の手入れなどを行った。約3時間の作業で、辺りは見違えるように綺麗になった。
押岡部長は、「地元に対して日頃の恩返しができればと考え、毎年ボランティア活動を実施している。様々な活動を通じて、地域と綿密な関係性を築くことが、有事の際の協力に繋がると考えている」と話した。