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野口遵記念館建築主体、再公告も入札不調 延岡市

 延岡市は11月11日、条件付一般競争で「野口遵記念館建設建築主体工事」の入札を執行。フジタ・司・大喜特定建設工事共同企業体が参加したが、同者の入札金額(20億2000万円)が公表価格(19億7100万円)を超過したため、不調とした。

 経年劣化が進む野口記念館を現在地に建て替える計画。新施設の規模は、RC造一部S造地上3階建、延床面積は約4381m2。675席を有するホールや野口遵翁顕彰ギャラリー、フリースペース、練習室等を設ける。工期は2022年6月17日まで。

 市は、7月31日に条件付一般競争で当該工事の入札を執行したが、応札した2者の入札金額が公表価格を超過したため不調としていた。このため、3者で構成する特定建設工事共同企業体を対象に、10月6日付で再公告を行っていた。

 7月31日の入札では、野口遵記念館建設に係る電気設備工事を旭進興業・柳電特定JVが2億0800万円、空気調和設備工事を菱熱・三光特定JVが2億8500万円、舞台機構設備工事を三精工事サービスが1億5100万円で落札している。