宮崎県営繕課は、11月18日に指名競争で「松尾ダム管理事務所建設工事基本・実施設計業務委託」の入札を執行する。既存の管理事務所は、大規模地震時の十分な耐震性を有していないほか、建屋やダム機器等の老朽化が著しく、防災機能が著しく低下している。このため、確実な防災機能と耐震性を有する管理所に建て替える。
基本設計では、ダム機器の配置計画やそれに伴う事務室・休憩室・管理人室等諸室の平面計画、工事の周辺への影響検討、基礎形状等の施工性、施工期間、これらを含む総合的な経済性を比較・検討。これらの基本設計を基に、実施設計ではコスト縮減や維持管理に配慮した合法的な工法、施工面積及び施工単価を設定する。
新施設の設計条件では、RC造3階建延べ225m2程度を計画。設計業務の履行期間は2021年3月25日までとする。施設の建設条件では、建築主体工事費を1億4175万円、電気設備工事費を4092万円、機械設備工事費を1340万円と設定する。