建設ネット企画画像 四角 四角

建設産業や地元企業の魅力紹介 宮崎県が就活ガイドブック

▲就活ガイドブック

 今後、就職する学生や本県へのUIJターン就職希望者等に、建設産業や県内の建設企業を知ってもらおうと、宮崎県は「みやざき建設産業就活ガイドブック」を刊行した。建設産業の仕事内容や魅力、県内企業の情報のほか、実際に建設産業で活躍している人達の声を掲載し、就職・転職活動の際の情報収集に役立ててもらう。

 ガイドブックでは、「インフラを『つくる』『まもる』ことが建設産業の本質であり、社会における最大の役割」であることや、災害発生時に応急復旧作業を担うのも建設産業であることを説明。近年では建設現場でICT(情報通信技術)が積極的に活用され、社会保険等への加入や働き方改革が進展していることを紹介している。

 また、道路や橋梁、建築物、住宅を例に、計画、調査・測量、設計、工事といった仕事の流れを紹介。建設産業の職種や資格の種類、建設業で働く女性の割合、給与・休暇の現状、入社後のキャリア形成など、建設産業で働くうえで気になる素朴な疑問に答えるQ&Aのほか、地元で働くメリットや移住支援金制度を掲載している。

 ガイドブックには、建設産業で活躍する地元企業の職員が、建設産業の魅力や仕事にかける想い、やりがいについてコメントを寄せているほか、若手社員のある一日の流れも紹介。県央32社、県北15社、県西13社、県南8社の企業情報を掲載し、各社の雇用形態や人材育成方針、キャリア形成イメージを紹介している。

 発行は宮崎県県土整備部管理課。ガイドブックは、求職者やUIJターン就職希望者が利用する県内外の施設に順次配布する。宮崎県のホームページからダウンロードもできる。