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三郎建設に大臣感謝状、基幹統計調査に協力 国交省

           

▲写真は伝達式の模様

 国土交通省が実施する建設工事基幹統計調査で、日向市の株式会社三郎建設(黒木文也代表取締役)が2020年度の大臣表彰を受賞した。10月29日に宮崎県防災庁舎で伝達式を行い、宮崎県県土整備部の明利浩久部長が、赤羽一嘉国交相からの感謝状を黒木社長に手渡した。

 国土交通省では、統計調査事務の能率増進や統計調査対象者の士気高揚を図ることを目的に、完成工事高や就業者数等を把握する建設工事施工統計調査、毎月の工事受注量等を把握する建設工事受注動態統計調査の実施に協力し、その功績が顕著な事業者に感謝状を授与している。

 多年にわたって調査票を提出した対象者の中から、▽所定の期限内に提出▽内容が正確▽社会的責任を自覚―の規定に該当する事業者を宮崎県が推薦し、国交省が表彰者を決定した。三郎建設は、建設工事施工統計調査に8年、建設工事受注動態統計調査に4年、協力している。

 29日に行われた伝達式で明利部長は、「業務多忙の中、迅速かつ適正な統計調査に長年協力していただいている」と同社の取り組みに敬意を表するとともに、建設産業が社会基盤の整備をはじめ、防災・減災への対応、地域の安全・安心を守る重要な産業であることを強調。

 その上で、「建設業の状況を統計調査という客観的なデータで表すことは非常に意義深い」と調査の重要性を指摘し、「制度の趣旨を踏まえ、今後とも調査に協力していただきたい」と述べた。