▲写真はキャンペーンの模様、参加者
9月21日~30日に行われた2020年「秋の全国交通安全運動」に合わせて、宮崎安全施設事業協同組合(山内繁樹理事長)は9月30日、宮崎市役所前交差点で交通安全キャンペーンを行った。宮崎北警察署や宮崎北地区交通安全協会と協力し、通勤・通学中の歩行者や自転車利用者、通行車両に交通規則の遵守を訴えた。
30日が「交通事故死ゼロを目指す日」であることを広く周知するとともに、交通規則の遵守や正しい交通マナーの実践を呼び掛けるため、青年部員が主体となって毎年取り組んでいるもの。今年度は、昼夜間とも交通量が多く、追突事故や右左折時の事故が多発している宮崎市役所前交差点でキャンペーンを展開した。
早朝から行われた開始式で挨拶に立った迎敦雄理事は、「道路利用者に安全・安心に道路を使用してもらうことが私達の目標。キャンペーンを通じて交通安全の実践を呼び掛けよう」と述べた。その後、青年部広報企画運営委員長の倉元哲治氏が、キャンペーンを実施するにあたっての注意事項等を説明した。
参加者は交差点の四隅に立ち、「交通安全運動実施中」「STOP横断歩道!歩行者優先はルールです!」と書かれたのぼり旗や横断幕を掲出。行き交う通行者と挨拶を交わし、通過車両に注意を促しながら、交通規則の遵守を訴えた。新型コロナウイルス感染防止のため、通行者への声掛けやチラシの配布は行わなかった。
宮崎北警察署の柏田智交通官兼地域官は、秋以降、薄暮時の交通事故が増加する傾向にあることを指摘。ドライバーに対しては早めの点灯や横断歩道での歩行者優先、歩行者及び自転車利用者に対しては安全確認の徹底などを呼び掛けていく中で、参加した組合員に更なる理解と協力を求めた。