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住吉公民館で点検・清掃活動 宮崎県防水工事業協同組合

      

写真は開始式の模様

 宮崎県防水工事業協同組合(平木泰英代表理事)は10月27日、宮崎市住吉公民館で2021年度の奉仕活動を行った。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、8月初旬に計画していた学校施設での点検・清掃作業を中止したが、自然災害等の発生に備えるため、地域の避難場所となる公民館の点検・清掃作業に汗を流した。

 地域社会に融和し、愛される組合であり続けるため、同組合では各地で地域貢献活動を展開。2010年には宮崎市と公的施設及び避難所等の応急止水措置等に係る防災協定を締結している。こういった取り組みの一環として、1997年から公共施設の点検・清掃作業を行っており、昨年度までに学校施設など62箇所で実施した。

 作業当日、早朝から行われた開始式で平木代表理事は、「私達の持つ技術を最大限に活かし、誠心誠意、作業に取り組んで」と挨拶。宮崎市地域振興部地域コミュニティ課の宮里克朗課長は、「住吉公民館は建設から40年ほどが経過し、老朽化や汚れが目立っていた。清掃活動を行っていただきありがたい」と感謝の意を示した。

 作業には組合加盟企業のうち10社から約26人が参加。体育館の屋根付近から階下にかけて、外壁を覆っていた膨大なツタを高所作業車を使って除去したほか、高圧洗浄機で建物ベランダなどの汚れを洗い流した。また、屋上部分や施設内外の敷地に落ちていたゴミなどを綺麗に拾い集め、チェックリストに基づく点検も行った。

 今回の奉仕活動の参加企業は次のとおり(順不同)=▽アイワ工業▽エイエフ工業▽三愛工業▽三紘▽スイケン▽タイヨー▽ヒダカシーリング▽双葉工業▽宮崎シーリング▽ムトウ工業。