宮崎県教育委員会スポーツ振興課は10月23日、「宮崎県自転車競技場改修基本検討業務」をグリーン・コンサルタントに390万円で委託した。本県で開催される国民スポーツ大会に向けて、老朽化の進んだ現自転車競技場(宮崎県総合運動公園内)の整備方針を決定するための検討を行う。委託期間は90日間。
当該業務では、公益財団法人日本自転車競技連盟が定める競技規則集に基づき、既存資料に基づく劣化判定(既存総路面の劣化状況調査・改修工法の検討)や、既存自転車競技場(走路周長400m)の施設整備基準適合状況調査を実施。既存施設改修及び新設計画の2案について検討を行い、概算工事費を積算する。
このほか、工事着手時に想定される工事範囲、運動公園施設及び利用者への影響調査を行ったうえで、既存施設改修及び新設計画の2案について工事費、維持管理費、大会後の利活用及び競技力向上など総合的な観点から比較検討を行う。提出する成果物は▽改修概略案▽新設概略案▽比較検討資料▽報告書―とする。