都城市は10月23日、条件付一般競争で「都城市一般廃棄物最終処分場(第3期)処分場建設工事」の入札を執行し、吉原・丸昭・徳満特定建設工事共同企業体が9億9770万円で落札した。稼働中の志和池第2期最終処分場の埋立完了を見据え、第3期処分場の建設に係る造成工や遮水工、集排水工などを施工する。
2023年度に第2期処分場の一般廃棄物埋立が完了する見込みであることから、次期処分場としての埋立地を確保するため、第2期処分場の北側に第3期処分場として埋立地や浸出水処理施設等を整備する。第3期処分場の埋立面積は2万1700m2、埋立容量は16万3000m3。総事業費は41.4億円を見込む。
処分場のうち浸出水処理施設は、設計・施工一括の性能発注で公告済。当該工事では、処分場建設に係る▽造成工▽遮水工▽浸出水集排水工▽地下水集排水工▽雨水集排水工▽埋立ガス抜設備工▽撤去工▽付帯工事―の各一式を施工する。工期は2023年3月17日まで。税抜の予定価格は9億9920万4000円だった。