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建設・建築系職種に代表4人が出場 技能五輪全国大会

 厚生労働省や中央職業能力開発協会、愛知県が主催し、11月13日から愛知県内で開催される「第58回技能五輪全国大会」と「第40回全国障害者技能競技大会」に、本県代表として合計12職種に17人の選出が出場する。

 技能五輪は、原則23歳以下の青年技能者が互いの技能レベルを競うもの。青年技能者に努力目標を与えるとともに、広く国民に技能の重要性や必要性をアピールすることにより、技能尊重の気運醸成を図ることを目的として開催している。

 今大会の競技種目は42職種。建設・建築系職種では、配管に平坂弥来さん(有限会社東栄空調)、電工に岸本仰生さん(株式会社九南)、左官に濱田健志さん(有限会社岩佐工業)、家具に満尾聡史さん(株式会社キサヌキ)が出場する。

 一方、障害者技能競技大会は、15歳以上の障害者が技能を互いに競い、職業能力の向上と障害者に対する理解を深め、その雇用促進を図るために開催している。

 10月19日には県庁講堂で激励式を開催。宮崎県の永山寛理副知事が、選手団の岩佐富士夫団長(宮崎県職業能力開発協会副会長)に団旗を手渡し、永山副知事や宮崎県職業能力開発協会の横田照夫会長が「健闘を期待する」と選手を激励した。

 選手を代表して、青柳有茉さん(フラワー装飾)と北村重雄さん(縫製)が、「日頃から鍛錬してきた技能を十分に発揮し、宮崎県代表として誇りを胸に、最後まで全力を尽くして競技することを誓います」と意気込みを語った。