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誰もが安心・安全に働ける職場づくり 吉原建設と協力業者

      

▲写真は挨拶する吉原社長、大会の模様

 吉原建設株式会社(吉原政秀代表取締役社長)と協力業者による「第47回安全推進大会」が、10月19日に開催された。新型コロナウイルス感染防止のため、今大会は規模を縮小し、都城本店と宮崎本社、各支店をオンラインで繋ぐリモート形式で開催。参加者は安全意識の高揚を図り、安心・安全な職場づくりに努めていくことを誓った。

 大会会場のうち都城本店では、同社社員と安全表彰を受賞した協力業者から約100人が参加。大会会長として挨拶に立った吉原社長は、正しく理解をして、正しく恐れる新型コロナウイルスの感染防止対策と同様、建設現場に於ける安全管理でも、感覚や感情に頼らず、明確な事実に基づき、現実を紐解いていくことが大切だと訴えた。

 また、年に1度の安全大会に関しては、一人ひとりが安全を最優先するという意識を持ちながら、組織として安全確保に取り組んでいく機運を高めるためのものであることを説明。特に優秀な安全衛生活動に取り組んだ安全表彰の受賞者に敬意を表し、「これからも労働災害を防止するリーダーとして活躍することを期待している」と述べた。

 このほか、今年度の全国安全週間と全国労働衛生週間のスローガンに共通するキーワードが、「高齢者の特性を考慮した」を意味するエイジフレンドリーであることを指摘。知識や経験を存分に生かし、ベテランに現場で頑張ってもらうと同時に、「誰もが安心して安全に働くことができる職場環境を皆でつくろう」と呼び掛けた。

 各会場ごとに行われた表彰式では、現場代理人または職長として優れた安全衛生活動に取り組んだ同社社員11人と協力業者の社員11人の対象現場を紹介。受賞者の功績を称え、表彰状と記念品が贈られた。

 都城本店で受賞者を代表して謝辞を述べた建築部の江口忠雅氏は、「自分を指導していただい先輩社員の皆様と、自分を支えてくださった協力業者の皆様のおかげ。これからも5Sを実行し、安全は全てに優先することを念頭に置き、多くの人達の力添えをいただきながら、現場に従事していきたい」と意気込みを語った。

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
▽社員表彰=戸高貴宏(都城本店建築部)、江口忠雅(前同)、橋口誠一(都城本店土木部)、中島朋広(前同)、氏川正喜(前同)、上久保隆(前同)、帖佐直樹(都城本店舗装部)、内八重勇(宮崎本社建築部)、黒木寿(日向支店建築部)、安楽文也(福岡支店建築部)、市塲浩一(前同)
▽協力業者表彰=重村睦美(タカラ建材株式会社)、室田龍児(有限会社みのる建設)、塩田靖夫(八代港湾工業株式会社)、伊作一幸(株式会社旭工業)、徳井孝俊(株式会社谷口重機建設)、中津正人(株式会社下村建設)、下西謙治(クマレキ工業株式会社)、浦部貴年(株式会社スイケン)、甲斐一男(株式会社アウル技建)、内山健二(内山鉄筋)、末次浩(ミナミ舗装株式会社)。