▲写真は作業の模様
宮崎地区建設業協会青年部(川口隆二部長)は10月16日、宮崎市立東大宮小学校で2020年度の奉仕活動を行った。青年部のメンバー約30人が参加し、協力しながら、側溝に堆積した土砂やタイヤ跳び箱の撤去、砂場の整備に汗を流した。
地域の環境改善や地域貢献活動に積極的に取り組んでいる青年部では、住民や子供達に建設業を身近に感じてもらえる「ふれあいの場」として、01年から宮崎市内の学校施設を対象とした奉仕活動を展開。活動は今年で20年目を迎える。
校内放送で挨拶した川口部長は、建設業の仕事の内容や役割を紹介。皆が快適で安全・安心に暮らせるよう、道路や河川などの社会インフラを整備するとともに、災害が発生した際に、その最前線で復旧活動にあたっていることを説明した。
また、当日の作業内容を紹介し、「休み時間に機械の動く様子や綺麗になったグラウンドを見学して、建設業を身近に感じてもらいたい」と全校生徒に呼び掛けたほか、子ども達に将来の建設業の担い手になってもらうことに期待を込めた。
作業では、グラウンド東側及び西側の側溝上部に覆い被さった表土を除去し、側溝内部に堆積していた土砂を撤去。撤去した土砂を事前に掘り返していた砂場の下層部に埋め戻し、上層部に元の砂を戻して、目減りしていた砂場を嵩上げした。
一方、グラウンド北側では、古くなって破損していたタイヤ跳び箱を撤去し、設置跡を綺麗に埋め戻した。作業の模様を見学していた生徒から「格好いい」と言葉をかけられ、川口部長が生徒からの質問に丁寧に応じる姿も見られた。