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コロナ復興支援で寄附金を贈呈 鋼橋コンクリ構造物塗装組合

 新型コロナウイルス感染症からの復興支援に役立ててもらおうと、宮崎県鋼橋コンクリート構造物塗装協同組合(園田龍男理事長)は、宮崎県の「新型コロナ宮崎復興応援寄附金」に寄附金100万円を贈った。10月9日に園田理事長と堂地隆一副理事長が宮崎県庁を訪ね、河野俊嗣知事に寄附金の目録を手渡した。

 新型コロナウイルス感染症の感染防止対策等に役立ててもらおうと、組合員の総意として寄附したもの。贈呈式で挨拶した園田理事長は、コロナの影響で組合員の技術向上や現場の安全確保等を目的とした講習会等の開催が制限されている現状を踏まえ、「一刻も早く収束して欲しい」と期待を込めた。

 これに対して河野知事は、「寄付金の申し出をいただき感謝している。新型コロナ対策にしっかりと有効活用させていただきたい」と感謝の意を示した。

 新型コロナウイルス感染症からの再生に向けて、県全体の気運の醸成を図るとともに、独自のきめ細かな復興支援施策の充実を図るため、宮崎県では今年5月から民間企業や団体等、個人を対象に「新型コロナ宮崎復興応援寄附金」の募集を行っている。

 寄せられた寄附金は、▽新型コロナウイルス感染症対策の充実▽大きな影響を受けた諸産業に対する支援▽感染症からの復興を支援する活動への支援▽新しい生活様式への対応―などの事業の財源として活用する。寄附の流れや申し込み方法などの詳細は、宮崎県新型コロナウイルス感染症対策特設サイトで確認できる。